[慶事]地鎮祭・上棟式用の表書きと水引・のしの選び方・金額相場・マナーについて
地鎮祭は、土地の神様を祭り工事の安全と将来の繁栄を祈る儀式で、神社の神官を招いてお祓いをしてもらいます。地鎮祭は基礎工事に先立って行われます。
一方、上棟式は基礎工事が済み、柱や梁などをくみ上げたときに行う儀式で、工事の安全を祈るとともに、工事関係者の労をねぎらうための酒宴が開かれます。この時は神官は招かず、棟梁が仕切ります。
お祝い金・品を贈る場合の相場
神社から神官を招きお祓いをしてもらった場合は、「御神饌料」または「御礼」としてお礼を包みます。その他に交通費として、「御車代」を包むこともあります。
また、工事関係者には、地鎮祭と上棟式の両方でご祝儀を包みます。この時、人数分を用意して、棟梁にまとめて渡しますが、金額や人数については事前に棟梁に相談しておくとよいでしょう。なお、棟梁へのご祝儀は他の職人さんよりも多めに包むようにします。また、地鎮祭よりも上棟式のほうが包む金額を多くするのが一般的です。
地鎮祭・上棟式でのご祝儀の相場は以下となります。
贈り先 | 金額 |
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棟梁 | 5,000~1万円 |
その他の工事関係者 | 3,000~5,000円 |
神官へのお礼の目安
名目 | 金額 |
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祈祷料 | 1万~3万円 |
お車代 | 5,000円 |
地鎮祭や上棟式でお世話になった工事関係者や、引っ越しなどを手伝ってもらった人への心づけは、あまりおおげさにならないように小さめの祝儀袋に入れます。
表書きと水引・のしの選び方一覧
表書き | 特徴 | 参考図 | 作成 |
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祝御上棟 |
上棟式のお祝いに。お祝いの現金やお酒の表書きに使う。
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掛け紙短冊祝儀袋ポチ袋金袋用の短冊 | |
祝上棟式 |
「祝御上棟」と同じように使う。
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掛け紙短冊祝儀袋ポチ袋金袋用の短冊 | |
御祝儀 |
上棟式でお世話になった工事関係者への心付けとして。同様の表書きに「御酒肴料」がある。
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掛け紙短冊祝儀袋ポチ袋金袋用の短冊 | |
御神饌料 |
上棟式や地鎮祭でお世話になった神官へへの謝礼として、現金を贈るときに。「地鎮祭料」でもよい。
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祝儀袋ポチ袋金袋用の短冊 | |
御車代 |
上棟式や地鎮祭で神官などに遠くから来てもらった場合の交通費に。「お車代」でもよい。
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祝儀袋ポチ袋金袋用の短冊 | |
上棟式記念 |
上棟式でお世話になった工事関係者に、お礼の品物を送るときに。
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掛け紙短冊祝儀袋ポチ袋金袋用の短冊 |