[日常]病気見舞い用の表書きと水引・のしの選び方・金額相場・マナーについて
病気の人や怪我をした人を見舞うときは相手の気持ちを考慮して、あらかじめ家族などにお見舞いが出来る状態かを確認してからにします。
また、お見舞いに伺ったら病人を疲れさせないように、あまり長居しないように配慮しましょう。
お見舞い金・品の相場と注意事項
お見舞いの品を持参する場合は、いくつか注意が必要で、事前確認が必要な場合があります。例えば定番の生花ですが、「鉢植えの花」などの根を張っている花は「根付く」「寝付く」を連想させてしまい、土自体が虫や菌を繁殖させるため衛生面から禁止している病院が最近は増えています。その他にも、シクラメン、菊、赤い花、香りの強い花も好まれません。
どうしてもお花をということでしたら、手のかからないフラワーボックスやアレンジメントなどが良いでしょう。
他にも果物やお菓子なども定番ですが、食事制限がある場合もあり、注意が必要です。
また、入院中はなにかとお金がかかるため、現金を包んでも喜ばれます。その場合、白封筒かのしの無い結び切りの祝儀袋、左側に赤い帯が入ったお見舞い用の袋を使います。「1日も早いご全快を」という祈りを込めて贈るため上記の祝儀袋でも問題はありませんが、抵抗がある場合や、相手がどう思うかなどが気にする場合は白封筒を使うのが無難です。
お見舞いに現金を包む際の目安は以下となります。
なお、包むお金は新札でなくても問題ありません。
※「死」や「苦」を連想させる「4」や「9」の数字がつく金額は避けましょう。
贈り先 | 金額目安 |
---|---|
両親 | 1万~2万円 |
親戚 | 5,000~1万円 |
勤務先関係 | 3,000~5,000円 |
友人・知人 | 3,000~5,000円 |
隣近所 | 2,000~3,000円 |
表書きと水引・のしの選び方一覧
表書き | 特徴 | 参考図 | 作成 |
---|---|---|---|
御見舞 |
お見舞いの表書きとして一般的なもの。病気見舞いのほか、災害見舞いなどにも。
|
掛け紙短冊祝儀袋白封筒ポチ袋金袋用の短冊 | |
お見舞 |
あまり大げさにしたくない場合に。「御見舞」より軽い意味合いになる。
|
掛け紙短冊祝儀袋白封筒ポチ袋金袋用の短冊 | |
祈御全快 |
病気見舞いに。「御見舞」より少し改まり、全快を強く願う意味合いがある。
|
掛け紙短冊祝儀袋白封筒ポチ袋金袋用の短冊 | |
御伺い |
病気見舞いに。「御見舞」より少し謙遜した言い方。
|
掛け紙短冊祝儀袋白封筒ポチ袋金袋用の短冊 | |
くだもの |
「果物でも買ってください」という意味を込めて、病気見舞金を贈るときに。
|
掛け紙短冊祝儀袋白封筒ポチ袋金袋用の短冊 | |
御礼 |
快気祝いとしてでなく、入院中にお見舞いをいただいたお礼をしたいときに。
|
掛け紙短冊祝儀袋白封筒ポチ袋金袋用の短冊 |