[日常]日常の贈答・寄進用の表書きと水引・のしの選び方・金額相場・マナーについて
おつきあい上のことや、子供のことでお世話になったり、めんどうをお願いしたときなど日々の生活でお礼の贈り物を贈る機会が多々あります。その際は直接出向き挨拶の言葉とともに差し出すのがマナーですが、それは相手にとってかえって迷惑となることもあるため、場合によっては配達を選んぶこともあります。
直接持参する際は、先方に都合の良い日時を確認した上で伺うようにしましょう。
また、託送する際は、何処から何をいつ贈ったのかなどを明記した案内状を送るのがエチケットです。
そして、日常の贈り物で最も大事な事は、「何のために贈るのか」という目的をはっきりさせることです。
理由の無い贈り物は頂いた側には大変な負担になるため、気をつけましょう。
日常の贈答・寄進の金額の目安
日常の贈答・寄進の金額の目安としては、子供のことや、つきあい上のお礼は「1,000~2,000円」、地域の活動や集会への寄付などは、「500~3,000円」程度が相場となります。
贈り物を頂いた場合
贈り物を頂いたらすぐにお礼の言葉を伝えることが大切ですが、お返しを直ぐに贈ってしまうと少し形式的な付き合いのように感じてしまうため、頂いてから7~10日くらい後にお返しするのが適当なタイミングと言えるでしょう。
表書きと水引・のしの選び方一覧
表書き | 特徴 | 参考図 | 作成 |
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拝呈 |
目上の人に贈る場合に。「拝」はご機嫌を伺うという意味があり、相手に敬意を表している。
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謹呈 |
目上の人に贈る場合に。「謹んでお贈りします」という意味で、相手に対する敬意を表している。
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進呈 |
ていねいな言葉だが、同輩に使う。
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贈呈 |
進呈より軽い言葉。団体、会社関係の贈り物に使う。
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謝礼 |
目上の人へのお礼に。
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謹謝 |
「謝礼」と同じように、目上の人へのお礼に。謝礼よりていねいな言葉。
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寄贈 |
金品をさしあげる場合に。仕事の関係、公共の施設、記念の金品を寄付するときにも。
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献呈 |
神社、寺院への献上物のほか、かなり目上の人への贈り物にも使う。
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奉納 |
神社、寺院に金品を納める場合に。同様の意味に「献供」「献進」「御寄進」がある。
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お礼 |
「御礼」と同様で、冠婚葬祭、日常生活まで広く使える。
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金一封 |
この言葉には、お礼の意味もあり、現金を贈るいろいろな場面に。お礼、賞金、寄付金などにも。
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寸志 |
「わずかですが」の意味で渡す、軽少なお礼や心付けに。目上の人へは決して用いない。
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松の葉 |
松の葉に隠れるほどにわずかな、という意味で、ちょっとしたお礼、心付け、挨拶に使う。
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掛け紙白封筒 | |
みどり |
「松の葉」と同様。気持ちばかりの少額のお礼、お祝いの金品に使う。
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掛け紙白封筒 | |
御挨拶 |
ご無沙汰した人へのご機嫌伺いとして出向くときの品物に。
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御祝儀 |
お世話になった人へ渡す心付けに。いろいろな場面で対応できる表書き。
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粗品 |
お礼や挨拶がわりの品物に。粗品は謙遜の気持ちを表すが、高価な品物の表書きには使わないのが一般的。
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お土産 |
旅先でお世話になった人への心付けに。また、人を訪問するときに、地方の名産物などを持参する場合に。
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